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大阪入管の暴力を許さない 国賠訴訟に関するお知らせ
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    2017年に相次いだ大阪入管の職員による暴行事件について、国賠訴訟が続いています。

     

    2018年に提訴したトルコ人男性に対する暴行骨折事件は、今月28日に証人尋問を迎えます。

    また、20日にはペルー人男性が後ろ手錠で14時間放置され、骨折するという事件が提訴されました。

    いずれも大阪入管の職員による被収容者に対する制圧中に起こったものであり、被収容者に対する懲罰を意図した不必要かつ過剰な暴行であると訴えています。

    入管収容所は懲罰や懲役を目的とする施設ではありません。

    しかし、外国人被収容者に対する人権が軽視されているために、このような事件が全国の収容施設で起こっています。

    このような事件・被害者が二度と生まれないためには、日本社会が外国人に対する人権侵害や暴力について厳しく追及する必要があります。

     

    【大阪入管トルコ人暴行骨折事件 証人尋問】

    2020年2月28日(金)10時〜(本人)、13時半〜(証人)

    大阪地裁 809号法廷

     

    →仮放免者の会ブログ

    http://praj-praj.blogspot.com/2020/02/m-228.html

     

    【大阪入管ペルー人暴行骨折事件 提訴報道】

    “入管で暴行骨折”ペルー人提訴 (NHK)
    https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200220/2000025540.html

     

    | - | 19:00 | comments(0) | - |
    2019/11/05~ 大阪入管でハンガーストライキを開始
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      11月5日(火)より、大阪入管の被収容者がハンガーストライキを開始しました。

      ハンスト人数は、現在把握している範囲では
      Bブロック3名、Dブロック6名
      ハンストしている被収容者のほとんどが、2年以上の長期収容者です。

      ハンストの理由は、
      ・仮放免不許可について、入管が何ら理由を説明しないこと
      ・購買品の値上げと品目の減少(果物等、被収容者が強く要望しているものが購入品目に含まれていない)
      ・入管医について

      これまで何度も入管に対し改善を求めてきたものの、それに対する入管からの回答や説明がなかったことに対し、抗議としてハンストを開始したそうです。

      ある被収容者はこれらの問題について「人権」の問題であると話しました。
      「入管は人権を守っていない」
      「業者や処遇のことを、被収容者の要望を無視して勝手に悪くしている」
      「入管は仮放免を不許可にしただけでなく、処遇まで悪くしている。収容が長くなり、身体がますますおかしくなっている。」


      入管からの支給食は、おかずの量や野菜が少なく、油物が多いため、購買で手に入れられる果物などが、被収容者にとって貴重なビタミンとなっていました。
      とりわけ、6か月を超える長期収容になると、不眠、食欲減退、頭痛等の拘禁症状が現れ、心身共に異常を感じる人が激増します。

      支援者が9月に入管に対して提出した申入書には、早期仮放免をあげていますが、長期収容となっている人の仮放免は許可されないまま、収容期間は継続します。
      今回のハンストは、一連の収容所の長期収容が招いたものであり、ハンストしている人は人間としての尊厳と、自らの人生をかけて闘っているのです。



      | - | 16:01 | comments(0) | - |
      外国人収容所の長期収容の実態 9/11大村入国管理センターへの面会
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        2019年6月24日、長崎県にある大村入国管理センター内でナイジェリア人男性被収容者が死亡する事件が起こりました。

        大村入国管理センターは、牛久と呼ばれる東日本入国管理センターと並ぶ長期入国者収容施設です。

        被収容者約120名ほどのうち、収容期間が2年以上になる被収容者が大半になっている(被収容者から聞き取った情報に基づく)という状況が続いています。

        牛久と同様、深刻な長期収容に抗議しハンストを行う人が相次いでいるものの、その情報はほとんど外に知られていないままになっています。

        9月11日に、その大村入国管理センターへ面会と申入書の提出を行いました。

         

        ハンストを始めて2か月となる被収容者は、げっそりとした状態で面会室に車いすで来ました。目の焦点やろれつが回っておらず、ハンストが身体に与える過酷さを物語っていました。その辛さは本人の身に一番負担を強いているはずですが、「できることはこれしかない」と言葉にしました。

        また、すでに収容が4年を超える別の被収容者は、先の見えない収容状況について絶望感を隠しませんでした。

        正常ではない精神状態の中で、これまでの人生、この先の人生に希望がないと何度も繰り返しました。

         

        このような被収容者の事例は、長期収容がいかに人間の精神と身体を蝕むものであるかということを表しています。

        入管は、事件の約2か月後の10月1日に、今回のナイジェリア人死亡事件について、「死因は餓死」であること、それでも「仮放免は行うべきであったということはできない」という報告結果を発表しました。

        しかし、もし入管がもっと早く仮放免許可を出していれば、生まれていなかったであろう犠牲者であってことには間違いないはずです。

        この入管の報告には、送還の目途が立たない被収容者を、人間の健康と生命を犠牲にしてまで数年にもわたって収容を継続しているという現状認識が大きく欠如しています。

        面会を通じて、今の大村入国管理センターは、第2、第3の犠牲者が生まれてもおかしくない状況にあることを実感させられました。

        TRYとして引き続き、大村入国管理センターへ目を向け、取り組んでいきます。

         

        | - | 11:31 | comments(0) | - |
        外国人収容所の長期収容の実態 9/18 大阪入管申入れ
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          2019年9月18日に、大阪入管へ面会と申し入れを行いました。

          TRYをはじめ支援者の方々合計18名の方が参加され、面会も待ち時間が長くなってしまいましたが、マイクまで行うことができました。

           

          申し入れは、10人近くで行きましたが渉外担当が不在だったため、申し入れの趣旨については報告をあげておくように対応を求めました。

          全国の外国人収容所においては、長期収容が深刻な問題となっています。

          大阪入管でも、2年以上も収容が継続している被収容者がいます。その中には、難民申請や、裁判をしているため、送還の目途が立たないことが明らかなのにも関わらず、何度も仮放免が不許可になっている人がいます。

          今回の申し入れでは、長期の被収容者の仮放免を強く求めました。

          また、牛久入国管理センター等においてハンストの後仮放免となったものの、たった2週間で再収容となるケースが相次いでいるため、そのような再収容をしないことも併せて申し入れました。

           

          また、面会後に行ったマイクでは収容所内からも大きなレスポンスが返ってきたので、支援者と当事者の一体感があり、初めての方には当事者と共に闘うという支援の意義を実感としてつかむことができる機会にもなりました。

           

           

           

           

          | - | 10:34 | comments(0) | - |
          「子供を殴りながら泣くなって言ってるのと一緒」、被収容者が直面する入管の理不尽
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            「入管のやり方は公正じゃない、子供を殴りながら泣くなって言ってるのと一緒」。大阪入管で面会したカメルーン出身の被収容者Aさんが入管の理不尽さを悲痛な面持ちで訴える。Aさんは、難民認定の申請中であると同時に、先日一時的に収容が解かれる「仮放免」の申請も行ったが、収容された状態で申請のための資料や証拠を集めるのは非常に困難だったという。さらに約2年にわたる収容所生活の中で体調にも不調をきたしている。

             

            ■ただでさえ難しい難民性立証、収容中ではなおさら

            日本の難民認定制度は、申請者本人に厳格な立証基準を求めていると指摘される。「疑わしきは申請者の利益に」を原則とする「灰色の利益論」をとるUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とは異なり、日本では、「合理的な疑いを容れない程度の証明」をしなければならない(東京地判平成16年2月19日など)とする立場が一般的だ。このようにただでさえ難民性の立証は困難であるため、収容された人が立証のための資料を集めるのは一層難しい。親類等に連絡を取るにも収容所内で購入できるテレフォンカードは高額(Aさん)で、書類のコピーも支援者等の収容所の外の人に頼らざるを得ない。この日もAさんは申し訳なさそうに9種類の書類のコピーを私たち支援者に依頼した。しかし、これでは入管側も支援者が支援することを前提としているのかと首をかしげたくなる。Aさんは、そもそも難民認定申請中は送還できないため、収容される正当な理由がないとも話す。

             

            ■終わりの見えない収容所生活

            また、帰るに帰れない人を入管の裁量で長期にわたって収容する日本の入管制度にも憤りを隠せない。「もう4年も入ってる人いるよ。ここは刑務所じゃないよ」。Aさん自身も来月で収容されて2年になる。収容が1年以上になる被収容者の多くは、長期の収容所生活から身体的にも精神的にも追い詰められ、薬の服用が欠かせない。長期収容、職員による暴言・暴行など入管の問題は絶えない。このような理不尽な対応は、被収容者に日本での在留を諦めて帰国してもらうための手段でもあるだろう。全く公正さに欠けた日本の入管制度。思わず目をそむけたくなるほどの現実がそこにある。しかし、これは私たち日本人が日本の問題として正面から向き合わなければいけないはずだ。

             

            「もう疲れたよ」「ほんと、しんどいなぁ」収容所生活での疲労は想像を絶するほどであるはずだが、面会時は支援者に対して真摯に話をしてくれる被収容者の方々。そんな彼らの口から思わずこぼれた言葉だ。帰国できない事情を抱えており日本での在留を望むも、入管の理不尽な制度の下で長年翻弄されてきた彼ら。日本の入管制度に疑問を持つと同時に、一般の人々にもこのような実態を知ってほしいと訴える。

             

            必ずしも努力が報われる保証はない中で気丈に目の前のやるべきことに立ち向かい、支援者への思いやりを忘れない姿が印象的だった。支援者としても諦めずに引き続き、被収容者への面会活動を継続し、入管の長期収容阻止を訴えていきたいと思った。

             

            ■被収容者からの手紙

            2019年7月19日

            大阪入国管理センター 所長 殿

             

             こんにちは。

            私は今、この収容所で感じている絶望を知ってもらうために、この短い嘆願書を書いています。私がこの収容所に来てまもなく2年が経ちます。このセンターには、我々に関すること以外にも多くの業務があることは承知しています。しかし、私にも人間らしく生きるための人生があります。ですから、私の仮放免について再考していただきたいです。私をここに閉じ込め、食欲のない状態の私に食事を与える行為は、誰の得にもなりません。

            お願いですから、私をここに閉じ込めておかないでください。私はペットではありません。速やかな対応をお願いいたします。私には生きるべき人生があるのです。

             私はこれまで身をもって様々なことを経験し、反省しました。裁判の時から今に至るまで幾度となく謝罪しました。

             ですから、終わりのない拘留によって、私の人生を壊すようなことはやめてください。私は、自身の愚かさについて十分に反省し償いました。今は、人生を立て直す時だと思っています。どうかこのチャンスを私から奪わないでください。

             

             

            | - | 21:34 | comments(0) | - |
            入管収容所で何が起きているのか! 2019/3/12 弁当に虫が混入
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              2019年3月12日(火)、大阪入管の被収容者の昼食に生きたムカデが混入しているという事件が起きました。
              混入したのは、体調およそ1.5僉腺沖僂曚匹離爛デでした。

              弁当を支給された被収容者が、サラダの中に入っているムカデを発見しました。

              その場で職員を呼んで混入を確認してもらい、入管は現況の写真を撮影し、弁当交換にて対応したそうです。

              (記事の最後に、情報公開による上記写真を掲載。)

               

              この事件については、同月27日に立憲民主党の尾辻かな子議員が、大阪入管に対する事実確認と再発防止について申し入れています。

              https://twitter.com/otsujikanako/status/1111138355759075328

               

              過去にも入管の支給食について異臭と異物混入等の事件が起こっていた

              これまでにも、弁当の中に髪の毛やプラスチックの破片などが混入しているということが度々起こっていました。

              そればかりではなく、昨年の夏ごろには継続して弁当から異臭がしているため、被収容者が保健所に通報し、

              弁当業者に保健所の調査が入ったことよって、異臭の原因が弁当箱の洗浄不足であることが明らかになりました。

              大阪入管には、契約主体としてこのような業者に対して指導監督する責任があります。

              それにもかかわらずこのような事件が繰り返されることは、被収容者・支援者から見ても大変遺憾であり、度重なる異物混入や異臭などについて、給食業者に対し、強力に改善指導・再発防止を徹底することを改めて強く要求します。

              2017年にはムスリムである被収容者の支給食に豚肉が混入したことに端を発して、被収容者による抗議のハンガーストライキが起こりました。

              また昨年には、医者から油ものを控えるように指示されていたにも関わらず、通常食が支給されたことについて、被収容者が抗議をするなど、安全についての配慮だけではなく、宗教やアレルギー、また健康状態についての考慮に欠くような事件も起こっていました。

               

              大阪入管は、食品の差し入れを認めるべきである
              このような事件が何度も起こってしまうと、被収容者の人たちも安心して入管から支給される食事を口にすることはできません。

              「入管から出される食事は信用できない」と、被収容者の中には支給食を一切口にしないハンガーストライキを1年以上継続する人もいました。

              支給食のメニューは野菜が極端に少なく、油ものが多いため、長期被収容者にとっては食欲不振の原因となっています。

              また、収容所内で購入できる品目は、種類が少なく、かつ高価なため、支給食以外の食品を手に入れることも難しくなっています。

               

              被収容者とわれわれ支援者は、これまで数年間にわたって飲食物の差し入れを許可することを要求し続けています。
              「全国の地方入管局では飲食物の差し入れは認めていない、大阪入管だけ認める訳にはいかない」という回答を得ましたが、

              東日本、大村の各入国者収容所では飲食物の差し入れは許可されており、また西日本入国管理センター(2015年に閉鎖)でも同様に許可されていました。

              それに対し、なぜ大阪入管では差し入れが許可されないのかという被収容者からの疑問と飲食物の差し入れ許可の強い要求に対して、これまでに入管からの合理的説明は一切ありません。
              合理的説明をしないまま、公権力が不許可をつらぬことは、業者との癒着等を疑われるだけではないでしょうか。

              改めて、大阪入管が飲食物の差し入れを許可するよう求めます。
               

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              | - | 22:55 | comments(1) | - |
              2019年度がはじまる 〜いよいよ入国管理庁へ〜
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                いよいよ、2019年4月に入国管理局は、入国管理庁(出入国在留管理庁)に格上げされることになりました。

                一体何がどのように変わるのかが、ほとんど明らかになっていないのは、入管自身も見えていないというのが実情だからではないでしょうか。

                 

                昨年、国会で強硬採決された外国人材の受け入れ拡大と法改訂。

                奴隷的労働の実態や「失踪」が取りざたされている、外国人技能実習生問題。

                解決の糸口が見えない、日本の難民受け入れ政策。

                これらが話題になったことが契機となって、入管外国人収容所における「密室の人権侵害」が、多くの人の目に留まるようになりました。

                 

                そして収容所の実態について、疑問と抗議の声をあげてくださる方が増えてきています。

                このことは、昨年度における大きな前進であると思います。

                 

                しかし、収容所の中ではまだまだ多くの人権侵害が横行しているのが実態です。

                面会のたびに、人間が人間らしく過ごせない状態に置かれ、先の見えない絶望に覆われている空間が存在していることに大きな憤りを感じます。

                入管の劣悪な処遇環境や、不当な長期収容等を、一歩一歩改善させるべく、TRYでは引き続いて面会をはじめとする支援活動を行っていきます。

                2019年度も、入管収容所内で起こった事件等をお知らせしていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

                 

                TRY(外国人労働者・難民と共に歩む会)

                 

                 

                 

                 

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                2/8 NHK関西熱視線にて大阪入管が取り上げられました
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                  8日にNHK番組の関西熱視線にて、「シリーズ 外国人“急増時代”(1)どう向き合う?不法滞在者」が放映されました。

                  TRYも参加した昨年12月25日のキャンドルナイトの様子や、大阪入管で暴行を受けて骨折したトルコ人男性のインタビューが流れました。

                  トルコ人の男性も、インタビューとても頑張っていました。

                  密室で起こる人権侵害の実態と、仮放免者の方たちの人間としての気持ちが、入管について知らない皆さんに伝われば幸いです。

                   

                  「シリーズ 外国人“急増時代”(1)どう向き合う?不法滞在者」(NHKホームページ)

                  http://www4.nhk.or.jp/P2852/x/2019-02-08/21/45091/8207978/

                   

                  ご覧くださった方がいれば、ぜひNHKへ感想をお寄せください。

                   

                   

                   

                  | - | 18:01 | comments(0) | - |
                  2018/12/25 大阪入管に申入書を提出
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                    昨年12月25日に、大阪入管に対して申入書を提出しました。
                    これまでの大阪入管における収容の長期化、それに伴う処遇問題についての申入書です。
                    この内容は、12月にAブロックの被収容者が行ったハンガーストライキでの要求内容に準じて取り上げました。

                    以下、一部編集して申入書を転載します。

                     

                      申入書


                    2018年12月25日


                    大阪入国管理局長 殿

                     

                    WITH(西日本入管センターを考える会)
                    TRY(外国人労働者・難民と共に歩む会)
                    仮放免者の会
                    難民支援コーディネーターズ・関西
                                 
                    一、長期被収容者、及び体調不良者の仮放免について
                     この間、貴局に対し、再三再四長期被収容者、及び体調不良者を仮放免するよう申し入れて来た。外界と処断され人間の時間的、空間的感覚を奪う密閉施設、貴庁収容場への長期収容は被収容者の心身を痛め付ける。既に精神科医に受診するなどの被収容者も出てきている。収容は、被収容者の心身を痛め付けるためではない。退令者の収容は、送還のためであり、送還の目処も立たない長期被収容者は仮放免制度を運用し、仮放免すべきである。
                     この間、貴局は、トルコ人の肩、ペルー人の腕を制圧と称して骨折させた。しかもペルー人には約12時間の間、後ろ手錠を嵌めたまま保護房(懲罰房)に拘禁するという拷問、虐待の犯罪行為をした。今年、6月17日〜18日にかけて約24時間、A1の6人部屋に17人もの被収容者を居室の電源を切って監禁した。電源を切られ、クーラーの利かない蒸し暑い部屋に、また食事の際に出されるスープやミソ汁をお湯を沸かして飲むことが出来ず、手洗い用の水道水しか飲むことのできない状態にして17名をすし詰め監禁した。しかも6月18日午前7時58分に起きた大阪の地震に対して、被収容者がドアを開けろと抗議しても解錠はしなかった。その後、各居室に被収容者を戻したが、33日間、各部屋に施錠拘禁し、1日シャワー15分、運動時間15分のみ解錠するという集団隔離処分を続けた。さらに貴局の被収容者に対する隔離処分は、その人数に比して異常なほど多い。日本も加入する拷問禁止条約には「『拷問』とは、身体的なものであるか精神的なものであるかを問わず人に重い苦痛を故意に与える行為」とあるが、貴局がしていることは、被収容者に「重い苦痛を故意に与える行為」そのものである。
                     このように貴入管収容場において、制圧と称した暴行、職権を濫用した拷問、虐待、嫌がらせ行為が横行している。とりわけ前局長就任から違法な制圧や職権濫用行為がより強まったが、それらを命じられ、実行行為を行なわざるを得ない末端の入国警備官が前局長就任以降10人ほど途中退職している。このように無理な送還執行行為を法務省入管、貴局上層部が入国警備官に強いていることが、数々の暴行、職権濫用等の違法行為を収容現場で引き起こすと共に、若い入国警備官を退職に追い込んでいる。スラジュさん事件の教訓を活かし、これ以上、上層部は、末端職員に「無理」をさせてはならないことを厳重に申し伝えた上で、以下要求する。
                    ,泙今映を越える長期被収容者を仮放免すること、及び高血圧症や心臓疾患などの持病があり収容継続が危険な被収容者、収容による精神疾患者を即刻仮放免すること。
                    ∨〔馨米管局の退令仮放免者削減方針のもと法務省入管局から少々無理をしてでも送還せよという指示が出され、それを「忠実」に執行した結果として上述した暴行や職権濫用が行なわれているとしか解せないが、この点について回答してもらいたい。

                     

                    二、医療問題、及び安全衛生問題について
                    医療は、周知のように人間が生きていくにおいて最後の砦であるが、被収容者は入管によって診療の自由を奪われている。奪っている入管には、被収容者に対し、処遇規則に明記されているように適切な診療をほどこす義務がある。自由の身なら期待した診療を受けられなければ病院を変えることで解決できるし、またそうする。しかし、被収容者には、病院や医師を自己の自由意志で選択できない。食事の選択権も著しく制限されている。それゆえ被収容者の自由を奪い、収容施設に拘禁している入管には、被収容者の安全や健康を守る収容主体者としての高度な責任義務がある。

                    安全衛生問題について
                    |棒ブロックにおいて髭剃りの使い回しが行なわれていたこと。
                      *6月17日、18日監禁事件等による被収容者の抗議、及びその後の度重なる抗議要求によって解決済み。
                    ▲瀬砲糧生による思われる湿疹の発生−各ブロック居室の定期的消毒が行なわれていないこと。
                    職員が居る部屋の換気扇は業者に頼んで掃除をしているが、被収容者の居室等の換気扇の掃除をしておらず埃だらけになっていたこと。*解決済み。
                    さ訖業者の弁当箱の洗浄不足で、夏になるとご飯が臭くなるという苦情に対し、貴局はご飯が臭いという異常を知りながら何ら対応しなかったこと。被収容者が、保健所に通報し、保健所職員が給食業者に調査にはいり、洗浄不足を現認し、給食業者に改善指導した。
                     これらの問題が起こる背景には、被収容者を人間として扱っていないという外国人差別があると言わざるを得ない。入管の収容権は、被収容者の人権を守ることを前提に与えられており、この前提を守れないようなら即刻被収容者全員を仮放免すべきである。

                     医師の問題について−入管医との契約を直ちに解約することを求める。
                    現入管医は、被収容者に悪意を持って診療していると言わざるを得ない。入管医は、Aブロックのイラン人に対し、1年間毎日座薬を投与した(その1年の半年は1日二回座薬を投与された)。イラン人は、緊急入院し、腸に穴が開いていることが発覚し、入院治療することとなった。入管医は、薬の使用に対する知識があって投薬をし続けたのであり、これは悪意を持った薬の投与であり、犯罪である。またBブロックの中国人が急性精巣炎に罹り、異常な痛さを訴えても「我慢していれば治る」と専門医に受診させようとしなかった。さらに、血圧を測る際、カフ(腕に巻きつける袋状のベルト)を裏表反対にして腕に巻いて測ろうとして、看護師に注意されたり、あるいはねじれたまま巻いて血圧を測ったり、医師としての能力を失っている。
                     このような医者に被収容者の命や健康を預けることはできないし、現医師を雇用しつづけるなら大阪入管局長の法的責任は免れない。
                     入管医との契約を直ちに解約することを求める。
                     
                    三、飲食物の差し入れを許可すること、及び支給食の改善
                     この点も再三要求している。以前、全国の地方入管局では飲食物の差し入れは認めていない、大阪入管だけ認める訳にはいかないという回答があった。東日本、大村の各入国者収容所では飲食物の差し入れは許可されており、また西日本入国管理センターでも同様に許可されていた。それに対し、なぜ大阪入管では差し入れが許可されないのかという被収容者からの疑問と飲食物の差し入れ許可の強い要求がある。この間、貴局から飲食物の差し入れ不許可についての、合理的説明は一切ない。合理的説明をしないまま公権力が、不許可をつらぬことは、業者との癒着等を疑われるだけである。
                     改めて、飲食物の差し入れを許可するよう求める。
                     被収容者の強い要求と闘いによって、今年度から被収容者の支給食が1人当たり1日824円から1200円に引き上げられた。しかし、日によって支給食量が異常に少ないことがある。その点について改善するよう被収容者から貴局に要求が出されていることを認識しているはずである。
                    給食業者に対し、強力に改善指導するよう要請する。
                                                    

                    以 上

                     

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                    大阪入管でハンガーストライキ 〜12/13
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                      12月3日から大阪入管Aブロックの被収容者が行ったハンガーストライキは、13日まで続きました。

                      13日の昼食から、全員が摂食を再開しました。

                      ハンガーストライキをした人は4キロほど体重を落とした方もおり、徐々に体調を回復させているようです。

                       

                      ハンガーストライキが終わったからと言って、問題が解決したわけではありません。

                      長期収容となっている人の仮放免許可、今回のハンストのきっかけとなった入管医の問題、食品の差し入れ許可等、

                      今後は支援者が被収容者の人達の要求を引きついで、入管の人権侵害に対する抗議を続けていきます。

                       

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