CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
MOBILE
qrcode
<< 6/1~ 大阪入管で被収容者がハンスト開始 | main | 勝訴的和解が成立! 大阪入管トルコ人男性暴行骨折事件裁判 >>
大阪入管収容場内の現状/医療問題について
0

     TRYは月2〜3回のペースで大阪入管に赴いており、被収容者の方々との面会を行っています。

    面会の中では被収容者の方の難民申請、仮放免申請の状況、それに伴う支援の検討、体調の確認、収容所内の環境の聞き取りなどを行っていますが、その中でもやはり医療に関してあまりにもずさんな現状があります。

     大阪入管では週に2日、医者による診察日がありますが、ここで行われている診療は本当に診療と呼んでも良いのか疑うような、医療行為とはかけ離れた医療放置が行われているのです。

     

     ある被収容者の方は、腰にヘルニアを抱えており、手術が必要であると診断されていますが、治療を受ける間もなく収容されてしまいました。その状態は日に日に悪化し、夜も眠れないほどの痛みを抱えるに至っています。入管の医者に診てもらいましたが、処方されたのは痛み止めの飲み薬と湿布のみ。この方は2ヶ月以上この薬を飲み続けましたが、快方に向かうどころか2ヶ月以上経った現在もひどい痛みに苦しんでいます。収容所内の抑圧された生活に加えてこのような痛みに四六時中悩まされているこの被収容者の方は、歩くのも苦痛が伴う状態にもかかわらず面会室に来て、面会中もとても苦しそうな表情でお話しされていました。

     さらに、外部の病院を受診したい場合は、被収容者はその旨を希望できます。それに対し入管は必要があれば外部の専門機関の診療を受けさせなければならないという処遇規則があります。(被収容者処遇規則第30条)にもかかわらず、いまだに外部の専門医療機関による検査及び診療を受けることは許可されていません。

     

    ※(傷病者の措置)

    第三十条 所長等は、被収容者がり病し、又は負傷したときは、医師の診療を受けさせ、病状により適当な措置を講じなければならない。(被収容者処遇規則より引用)

     

     このように、入管内の医療行為や入管側の被収容者に対する扱いは明らかに人権を無視したものであり、今も収容所内でその状況は続いています。

     私たちはこれからも面会活動を積極的に行っていくとともに、そこで聞き取った内容を社会に発信していきます。

     


     

    | - | 14:14 | comments(0) | - |
    コメント
    コメントする