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外国人収容所の長期収容の実態 9/11大村入国管理センターへの面会
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    2019年6月24日、長崎県にある大村入国管理センター内でナイジェリア人男性被収容者が死亡する事件が起こりました。

    大村入国管理センターは、牛久と呼ばれる東日本入国管理センターと並ぶ長期入国者収容施設です。

    被収容者約120名ほどのうち、収容期間が2年以上になる被収容者が大半になっている(被収容者から聞き取った情報に基づく)という状況が続いています。

    牛久と同様、深刻な長期収容に抗議しハンストを行う人が相次いでいるものの、その情報はほとんど外に知られていないままになっています。

    9月11日に、その大村入国管理センターへ面会と申入書の提出を行いました。

     

    ハンストを始めて2か月となる被収容者は、げっそりとした状態で面会室に車いすで来ました。目の焦点やろれつが回っておらず、ハンストが身体に与える過酷さを物語っていました。その辛さは本人の身に一番負担を強いているはずですが、「できることはこれしかない」と言葉にしました。

    また、すでに収容が4年を超える別の被収容者は、先の見えない収容状況について絶望感を隠しませんでした。

    正常ではない精神状態の中で、これまでの人生、この先の人生に希望がないと何度も繰り返しました。

     

    このような被収容者の事例は、長期収容がいかに人間の精神と身体を蝕むものであるかということを表しています。

    入管は、事件の約2か月後の10月1日に、今回のナイジェリア人死亡事件について、「死因は餓死」であること、それでも「仮放免は行うべきであったということはできない」という報告結果を発表しました。

    しかし、もし入管がもっと早く仮放免許可を出していれば、生まれていなかったであろう犠牲者であってことには間違いないはずです。

    この入管の報告には、送還の目途が立たない被収容者を、人間の健康と生命を犠牲にしてまで数年にもわたって収容を継続しているという現状認識が大きく欠如しています。

    面会を通じて、今の大村入国管理センターは、第2、第3の犠牲者が生まれてもおかしくない状況にあることを実感させられました。

    TRYとして引き続き、大村入国管理センターへ目を向け、取り組んでいきます。

     

    | - | 11:31 | comments(0) | - |
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