TRY_Journals

TRY(外国人労働者・難民と共に歩む会)の活動状況を、お伝えします。
勉強会(2010 6.6)
西南公民館で行われた勉強会に参加してきました。

まずは外国人労働者問題の発生の歴史的背景について。
今回は主にバブル期とそれ以降に来日したニューカマーと呼ばれる人たちが来日なさった経緯について、学校では教えてもらえない細かいところまで説明していただきました。
バブル好景気の労働力不足のなかでは、安価で都合のいい労働力として
重宝された外国人労働者の人たちは、一転不景気になるとまっさきに切り捨てられてしまうというとのこと。
そういえば、こないだのリーマンショックの時もまっさきに非正規労働者の日系ブラジル人の人たちが職を失ったという報道がなされていたことを思い出しました。
一番立場の弱い人から順に切り捨てられてしまうのだということを痛感します。




次に大規模ハンストについて。
なぜハンストが起こったのかについての詳しい説明をうかがえました。
まず金融危機後、失業した非正規の外国人労働者の方々が入管に出頭し続々と帰国。そして被収容者の確保できない入管は再収容や仮放免不許可という方針をとります。戦うべきものが官僚の既得権だと知り驚きました。
そして最も私が驚いたのは、被収容者が「自ら」とった行動が「ハンスト」だったということです。結果ハンストは勝利しました。
その勝利の要因の1つにあるのが被収容者の個別性や狭い私的な観点と支援者が戦ったことです。
被収容者がみずから始めた運動で被収容者がばらばらになってしまってはもともこもありません。
支援者がそういった側面からも「ハンスト」を支えていたという事実は、
これから支援に取り組もうとする私にとって支援活動の重要性をあらためて実感させるものでした。
そしてもう1つの要因が支援者が既存の政党や社会的権威のあるものに頼らず、大衆路線をつらぬいたこと。
官僚の既得権と戦うわけで自分たちも他の権威に頼っているようでは、うまくいくはずもありません。このことも今後の支援の在り方について考えさせてくれることの1つでした。




最後に今後の展望について。
仮放免は目的ではなく、最終目的は、日本在留の合法性を獲得すること。
仮放免になった方々を支援する取り組みもはじまっています。
仮放免という状況で放置しておくわけにはいきません。
いつ入管が再び方針転換を行うかわかりませんし、仮放免は不安定な状態です。

トライの活動に参加しなければ私自身こういったことを深く知る機会はなかったと思います。でも今回の勉強会に参加して、支援する人だけだなくもっと多くの人がこの問題について考え、議論すべきではないかと思いました。日本で生活し生きていくものとして、いったい日本で外国人の人達にどういったことが行われてい るのかは知っておくべきはずです。


| 活動報告 | 23:01 | comments(1) | -
小豆島のダム問題を考える
Tryでは23日に内海ダム再開発事業反対の集会・デモに参加するため小豆島に行きました。



≪小豆島内海ダムの経緯≫
内海ダムは、1958年(昭和33年)に建設された多目的ダムです。1961年(昭和36年)の集中豪雨の際に水がダムから溢れ出しそうになったことから、地元住民は県にダムが満水になったら自動的に水が流れ出るように内海ダムの修改善を要求しました。しかし、要望は受け入れられないまま34年の月日が経ち、1995年(平成7年)に起こった阪神淡路大震災の際、やっと県は修繕を受け入れました。しかし、地元住民の安堵も束の間、修繕内容は185億円もの多額の税金を投入して、ダムを今までの七倍以上にも及ぶ447メートルの堰堤に拡大工事するものでした。また、ダムは日本で初めて国立公園に指定された「寒霞渓」のふもとに位置し、その自然豊かな景観を崩すものでもあります。



≪現地見学≫
集会・デモ活動に参加する前、私たちは既に取り掛かりつつある内海ダムを見学に行きました。現場に行くと、そのダムの危険性はハッキリとわかりました。新ダムの両端を表す目印は小山をはさんでおり、ダムが不必要に大きすぎるとともに、構造的欠陥があることは明らかでした。また、一般的にダムは岩場に建設されますが、新内海ダムの地面は土でした。これでは、土が水流によって削られダムが決壊する恐れがあります。地下に岩盤があると予想していた県はコンクリートで地面を覆い人工岩盤を作ると主張していますが、酸性雨問題でお分かりの通りコンクリートは傷むので、決壊のリスクは避けられません。さらに、ダムの直下には民家がありました。ダム決壊時における危険がますます重要視されるだけでなく、工事における騒音なども問題になると予想されます。深い霧で寒霞渓からのダムの風景を見ることはできませんでしたが、巨大なダムが自然を破壊することは明らかでした。



≪集会・デモ≫

集会について。
講演会内で、まずは民主党政権の裏切りによりダムの着工が始まってしまったこと、ダムの建設がどれほど自然環境に被害を及ぼすのかということ、そして、日本初の指定国立公園である「寒霞渓」の景色が壊れてしまうことを話していただきました。その後、「いかに島内、島外の世論が現状を左右するか」を中心に話され、島内に限らず自分たち島外の人間も全力で応援するので、最後まで諦めずに一丸となって、ダム建設の中止を共に唱えようと締めくくって頂きました。

その後、指宿弁護士による裁判闘争の意味についてお話がありました。
ダム建設の安全性について科学者の方にも協力して頂き、意見書を裁判所に提出、そして「ダムを本当に作る必要があるのかどうか」を裁判官に判断してもらうことが必要だと、そして新たに理系出身の弁護士の方もチームに加わるということで、とても心強い話をしていただきました。

その後、集会に参加してくださった島内の方、特にダム建設予定地直下の方が、ダム建設に伴う不利益をどれほど自分たちが被ってしまうのか、また自分たちだけでなく、長年大切にされてきた自然環境、生態系が失われてしまうことが非常に惜しいということを語って頂きました。

最後は島民の方を囲んで、文化会を開き、現地の人に実際に質疑応答を行いました。
質疑応答の中で、京都大学の名誉教授によりますと「ダム建設時に使用する材料は一定の期間が経つと徐々に脆くなっていき、ダムは今後崩壊することが考えられるので、もうこれ以上ダムを作るのは危険である」と提唱されている話をきいて、改めて反対するべきだと思いました。

デモについて。天気は生憎の雨天でしたが30分間、公民館を中心にデモ行進を行いました。
「一人でも多くの島内の人に知ってほしい、そして、島外の人までこの問題を広げたい」
こういった願いをこめて行ったデモはとても濃く、熱いものでした。




≪感想≫

初めは難民支援のサークルであるTRYがなぜ小豆島ダム建設反対の会に参加するのかよくわからなかったのですが、TRYが関わっているというよりも、TRYのメンバー一人一人が間違っていることを正そうとして参加していることがわかりました。
TRYはきっかけに過ぎなかったのです。
僕自身、正直ダム問題は全国どこにでもある話だし、神戸に住んでいる自分には関係ないと思ってました。
しかし、実際に小豆島に行き、ダム建設予定地を訪問し、現地の人の話を聞くと、なぜ地元の方たちがダム建設に反対しているのか、その背景にはどういったことがあるのかという核心に少し触れることができたような気がします。しかし、僕が知ることができたのはまだまだほんの一部のことで、地元の人だけにしかわからないことがいっぱいあると思います。古くから存在する村という自治体のしがらみや、政治と金の問題といったものなどです。ですから、これからもっと小豆島の方たちと関わっていき、多くのことを勉強したいと思いました。

一人一人でできることは限られていますが、多くの人の協力や賛同を得ることができるなら、間違っていることは正しくされると確信しています。
できることなら、全ての困っている人の助けになりたい。しかし、自分が関わることのできる範囲は限られていますので、より多くの人がこういった問題を知り、協力して世論を動かし、勝利を勝ち取っていくことを切に祈っています。

全国から集まった学生の皆さん、また島内の方々には、今回の小豆島訪問で大変多くのことを勉強させていただきました。ありがとうございました。
これからも共に頑張っていきましょう。お疲れ様でした。


| 活動報告 | 23:27 | comments(0) | -
いちょう祭〜2010〜
4月30日・5月1日に行われた大阪大学の学園祭「いちょう祭」で、tryもフリマをやりました!

最近、西日本入管では被収容者の仮放免を連発しており、これはいい傾向だと喜んでいたのも束の間、今度は支援金の不足という新たな問題が発生してまいりました。。。

なので、フリマ自体は毎年やっているのですが、今年は特に本腰を入れてやらねば!という思いでした(;一_一)

<1日目>


とりあえずいちょう祭開始30分前から商品の陳列を始めました。といっても僕は、女の子たちがちゃきちゃき仕事を進めているのを横で感心しながら見ていただけですが・・・(笑)










そんなわけで服は300円、スカート・ジーンズ類は500円、その他雑貨は200円という破格の安さで商売スタート!!











・・・・・・・














人が来ない・・・・・なぜ!?\(゜ロ\)(/ロ゜)/











と思っているうちにあっという間に時間が過ぎ、結局午前中の売上はゼロでした。。








仕方ない、昼でも食べに行ってくるか・・・と思い、昼ごはんを食べて戻ってくると、会計袋の中に500円が。「何?この500円。誰が入れたん?」と聞くと、
「商品売れたにきまってるやん。」
と突っ込まれてしまいました(^_^;)
その後、昼になると割とお客さんが入ってくるようになり、店のほうもにわかに活気づいてきました。










しかし1つ問題が。












男物の服がないのです。。











せっかく男性の方が店内を見てくださっているのに、「ちょっと今メンズのほうの在庫をきらしておりまして・・・」と言うしかないのがつらいところ。相手の方も苦笑いして去っていくし・・・。








また壁に貼ってあるtryのことについて書いた紙を見ているお客さんもいたので、近づいて行って説明しようと試みるも、どうしてもたどたどしい感じになってしまいます。。。変なサークルと思われんようににこやかに話すべきなのか、それともせっかく難民問題に興味もってくれてるんやし、真剣に話すべきなのか・・・


なんだかんだで売れ行きも波に乗ってきたころ、3回生の女の子がある提案を。
「何か1つでも商品買ってくれた人にブラックサンダー(阪大生に絶大な人気を誇る1個30円のチョコレート菓子)あげたらいいんちゃう!?」






























でもおもしろいのでやってみることに。実践してみるとけっこう喜んで下さる方が多いので、それならばと、入口の所に
「購入者全員にもれなくブラックサンダープレゼント!!」
と書いた紙を置いてみたりもしました( ^^)









とまあこんな感じで1日目のバザーが終了し、売上は6000円となりました。



そういえば、焼うどんを食べながら、フランス語の問題集(500円)をやたらと値切ってくるお兄さんがいました。300円でおりがつきましたが、明日もし売れ残っていたら買いに来るとのこと。じゃ明日に期待しよう♪でも食べかけの焼うどんとブラックサンダーの交換は無理です・・・



<2日目>


2日目も昨日と同じ時間くらいに準備を始めました。


今日はサークルの2回生の子が男物の服をもってきてくれました。これで少なくとも男性客を追い返さなくても済むかな(^。^)



ブラックサンダーも用意したし(笑)張り切っていこー!!



午前中は昨日と同じくお客さんはパラパラ来るかなって感じでした。その間は同回生の女の子と好きな芸人の話で花を咲かせ(?)ていました。
またその子のお父様がケーキを差し入れてくださいました。めちゃめちゃおいしかったです☆食べてる途中にお客さんが来て、思いっきり休憩してるところを見られて焦ったりもしましたが・・・



少ないながらもTシャツとかぬいぐるみが売れたりして、とりあえず午前の部が終わり、僕は私用でちょっと抜けることに。みんな、後は任せた!!










そして用事が終わって帰ってきて再び店のほうを手伝いました。午後からは箕面班の方々も来てくれていました。それから終始和やかなムードで2日目も問題なく終えることができ、売上は4100円となりました。









お店を手伝ってくださった皆様、そして何より暖かい心でご協力下さったお客さま方に心よりお礼申し上げます!!








次は11月に行われるまちかね祭に向けて頑張っていきたいと思います!それではまた!
















ん?そういえばなんか忘れているような・・・














あ!













フランス語の問題集売れ残ってる!(笑)












〜二日間を終えて〜
毎回、何かイベントをするときにはできるだけ入管問題を外部の方に知ってもらうためにこちらからアクションするのですが、1つ気づいたのは、意外に入管について知っている人もいるんだな〜ということでした。「茨木市に西日本入国管理センターというのがあるのをご存知ですか?」と聞くと、「あー知ってる、知ってる。茨木にあることは初めて聞いたけど」
「あー入管ね、あそこひどいですよね。」
など、ちょっと予想外の答えが返ってくることもありました。また「難民って何?」と聞く子供に対して母親らしき人が熱心に説明しておられる姿も見受けられました。
こういうところを見て、まだまだ日本も捨てたもんじゃないな、と思いました。大げさですが。
これからはより多くの人たちに入管問題を認識してもらうため、自分自身、もっと勉強しなければならないな、と思い知らされました。少なくとも概要くらいはすらすらと説明できるようになろうと思います。




















| - | 19:54 | comments(0) | -
TRY追いコン〜2009〜



今年の3月24日、2009年度の追いコンやりました(^−^)

tryでは食事会をする際、近くのスーパーで食材を買ってきて、みんなでワイワイ話しながら料理するというスタイルをとっています。なので追いコンといっても1人1000円もかかりません\(^o^)/

とってもおサイフに優しいサークルですね(^^)

今回は、みんなで西南公民館に集まって、ちらし寿司、チーズフォンデュなどを作り、卒業される方の門出を祝いました。

今年卒業される諸先輩方は、現在のtryの基礎をつくって下さり、ここで別れなければならないのは本当に名残惜しいです(ToT)/~~~社会人になってからも、tryで得た経験をもとに、存分に活躍してください!!そして機会があればまたサークルに顔を出してくださいね。。

皆さん、本当に、本当にお疲れ様でした!!!

| 活動報告 | 23:40 | comments(0) | -
【一斉面会】8月17日は西日本入管へ。
8月17日茨木入管にて、被収容者との一斉面会に参加しませんか?
・居心地のよい収容施設に!
・収容すべきでない人の仮放免を!

(入国管理センター(入管)とは?)

 大阪府茨木市に、出入国管理局西日本入国管理センターという外国人収容所があることを知っていますか?
 ここには入管法違反と判断された外国人が収容され、母国へ強制送還されようとしているのですが、その中には日本に家族がいる人・難民もいます。
このような施設があることは、ほとんどの日本人が知りません。
外界から閉ざされた密室のなかで外国人に対し国家権力が行使される、そのような環境では、容易に非人間的な行為が行われてしまいます。


(私たちが取り組んでいる入管の問題)

1.難民の不当収容、家族の結合権の侵害

 難民申請者の方達が日本で在留資格を得るためには、自分が難民であることを自身で立証し、難民認定を受けなければなりません。
しかし、支援者は弁護士との連絡も著しく制限され、証拠資料を集めるために動くこともできない状態、それができず、公正な審査を受けることもままならないのが現状です。
 また、真正な夫婦が日本で共に暮らすことが許されず、家族が強制送還によって引き裂かれようとしています。
家族を引き裂くという当事者にとって取り返しのつかない事を、国家権力が行って良いのでしょうか。
 他にも、中国帰国者の家族等、一般の外国人と同様に扱うべきでない人も収容されています。
 私たちは、彼らが祖国に安全に帰れるまで日本にいられるように、また、愛する家族と暮らせるように、入管への面会活動等を支援しています。

2.劣悪な処遇環境

収容施設の処遇環境は劣悪なものです。様々な国籍・民族・宗教の人たちが収容によって時間感覚・空間感覚が奪われてしまいます。
部屋は、一人分のスペースが一畳分しかなく、外の景色も見えません。運動施設はあれども四方が4mの壁で囲まれているので閉塞感があり、居室から運動施設やホールに出ることも時間が制限されています。温水シャワーを毎日浴びることも許されません。
施設の環境や長期収容により体調を崩す被収容者は後を絶ちませんが、人間の最後の拠り所であるはずの医療も劣悪です。「治療するため」でなく「収容を正当化させるため」の医療であるため、適切な診療は行われていません。
私たちは、少しずつでもこれらの処遇環境が改善されるように入管に対して申し入れをしています。


処遇改善を要求し被収容者にとって居心地のよい収容施設にしていくため、難民申請者や日本に家族がいる人など収容すべきでない人たちの仮放免を実現するために、今回の一斉面会があります。
一人でも多くの人がこの問題を知っていくことで、入管の人権侵害を見張ること、収容されている外国人・難民を支えること、そのために一斉面会で行動を起こすことが問題の解決につながります。一歩ずつではありますが、その積み重ねが大きな力となります。
ぜひいっしょに一斉面会に参加してみませんか?

[日程]
平成21年8月17日(月)
12:45 西日本入管集合
※場所がわからない人は別途集合場所を伝えますので連絡をお願いします。
13:00 打ち合わせ
13:30 一斉面会・申し入れ
15:00 グループ集約・全体集約
16:30 街頭情宣(阪急茨木市駅前)
17:00 集約・解散

※参加される方は必ず事前の連絡をお願いします。部分参加も可能です。
 連絡先:try@try-together.com

※参加費:資料代として100円を当日集めさせていただきます。

主催:入管問題かんさい支援ネットワーク
| - | 13:42 | comments(0) | trackbacks(0)
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